ストームクルーザーは、軽量化と耐久性向上にこだわって開発された、モンベルの全天候型ジャケットである。
カラーは下記の7種類だ。
ターコイズブルー×ダーク リーフグリーン×ダーク レッドブリック×ダーク
ブラック×ガンメタル タイム ゴールデンオレンジ ダークマラード×ガンメタル
レインウェアとしての防水性はもちろん、動きやすさや着脱のしやすさも配慮されており、悪天候時にも快適な行動を可能としてくれる。
素材は、世界最高水準の防水性を誇るゴアテックスを採用。
中の水蒸気は外に逃がしてくれるため、実際に着用した際にも、ジャケット内側は、汗で濡れることなくサラサラをキープしていた。
ベースとなる糸の密度を粗くすることにより、ジャケットの平均重量は295gと、他社製レインウェアに比べても軽量に仕上げられている。
雨が降っていないときは、荷物(重り)となるレインウェアにとって、この軽さは体力消耗を防ぐ、大きなアドバンテージとなる。
また、リップストップの目を細かくすることで引き裂き強度を20%向上させたという。
表面素材以外にも、様々な工夫が施されている。
ジッパーは、防水タイプのアクアテクトジッパーを採用。
ジッパー前にフラップがないため、グローブをしたままでもジッパーの開け閉めが簡単に行える。
襟元までジッパーを閉めた際に、金具が顎に当たることを防いでくれる、チンガードも備わっている。
フードは、後頭部のストラップを引っ張るだけでフードの調整が可能。
使わないときには、襟の中に収納することも可能だ。
ポケット内のコードを引くことで、ジャケット裾の締め付けを調整できる、リードインコードシステムも備わっている。
レインウェアは、上下セットのものも多いが、ストームクルーザーは、上下別売りだ。
登山道周りの草木や、はしご、泥による汚れなど、ジャケットに比べ傷みが激しくなりやすい、パンツだけを買い換えることが可能で、経済的だ。
カラーは、ブラックとシャドウの2種類。
ブラック シャドウ
パンツも、平均重量は215gと非常に軽量である。
サイドのジッパーが膝付近まである、ロングボトムジッパーが採用されたことにより、濡れている時やブーツを履いたままの着脱も容易になった。
最近は、レインウェアを持たずに山に登る、安全意識の欠如した人もいるらしい。
しかし、レインウェアは、万が一の時には、風雨から身体を守り、体温を保ち、体力を温存してくれる役割を持つ重要な装備だ。
妥協せず、良いものを選びたい。